長野ではじめて家を建てるなら気にしたい三つのポイント

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長野県は本州の中央部に位置し、まわりを山に囲まれた内陸の県です。南北に長く伸びた複雑な地形は、多様な気候特性と自然環境を育みます。

住宅は、自然環境の中にあります。地域によって気候特性が異なるということは、家づくりで気にするポイントも変わります。

もしあなたが、これまでアパートなどの集合住宅にお住まいなら、家が備えておくべき特徴を考えたことは、あまりないかもしれません。けれども、持ち家になると、気候による影響を知っている必要があります。もし、地域による気候特性を気にせずに家を建てたら、水道の凍結など、後悔することになってしまうかもしれません。

そこで、長野の気候特性と、家を建てるときに気にかけたいポイントについてみていきます。

多様な長野の気候特性

まず、長野の気候特性についてみてみましょう。

長野地方気象台ホームページ「長野県の気候」によれば……

  • 気温の日較差、年較差が海岸地方に比べて大きく、湿度が低い
  • 年間降水量が少なく、特に長野盆地から上田・佐久盆地にかけては、北海道東部に次いで雨が少ない
  • 北部は雪の日が多く、積雪も多い。中部や南部の平地は空気が乾燥し、晴れの日が多い
  • 盆地は夜間に低温となり、昼と夜の気温差が大きい

出典:長野県の気候|長野地方気象台 を抜粋

となっています。

気候が家に与える影響

雪が降らない季節は、地域による気候特性が、家に与える影響の差はあまり大きくありません。

一方、雪が降る冬は、積雪が多い地域と少ない地域ではその影響は大きく異なります。

その影響が最も大きく出るのが、「雪」と「寒さ」です。

長野県北部の飯山市や野沢温泉など、「雪」が多く降る地域は、屋根の雪下ろしや排雪に大きな影響を受けます。詳しくは、雪国新潟で家を建てるなら絶対見逃せない二つのポイントをご一読ください。

雪が少なく寒い地域は、「寒さ」が家に大きな影響を与えます。

長野ではじめて家を建てるなら気にしたい寒さ対策三つのポイント

長野は盆地でとても寒いです。雪が降らない地域で家を建てるなら、気にしたいポイントは大きく分けると三つあります。

冬あたたかく、夏涼しいこと

一つ目のポイントは、「冬あたたかく、夏涼しいこと」です。

長野の冬はとにかく寒い!寒さ対策は家の基本性能として押さえておきたいところです。

あたたかい家を建てるなら、高気密高断熱住宅です。高気密高断熱住宅とは?―後悔しない家づくりの重要なポイントも併せてご覧ください。また、近年の家は高気密高断熱にすることで冷房の性能も高くなっていますので、暑い夏も快適に過ごせます。省エネ住宅とは―あなたの家は大丈夫?2020年から必須の新築基準も併せてご覧ください。

水道の凍結対策がされていること

二つ目のポイントは、「水道の凍結対策」です。

気温が0℃以下になると、当然ですが水は凍ります。蛇口や給水管の中の水が凍ると、水が出ないばかりか、最悪の場合、凍った氷が膨張して蛇口や給水管が割れ、氷が融けると家が水浸しになってしまいます。

アパートやマンションなどの集合住宅や、寒さが厳しくない県外の地域ではあまり気にすることはないかもしれませんが、長野では気にかけておくべきでしょう。凍結を防ぐヒーターや、水を抜くための栓など、水道が凍結しない対策を施す必要があります。

ちなみに、積雪が多く、給水管が雪の中にある地域よりも、積雪が少なく、寒い地域の方が、給水管は凍りやすいです。

土が凍ったときの対策がされていること

三つ目のポイントは、「土が凍ったときの対策」です。

寒冷地では、寒さによって土の中の水分が凍結し、土壌自体が膨らみ、隆起する現象が起こります。

そのため、建物の土台となる基礎部分を深くし(これを、凍結深度と言います)、基礎が持ち上げられて建物が傾いたり、移動したりすることがないように対策する必要があります。

参考までに、東京など一般的な気候の地域では地盤面から45センチ以上、長野では凍結深度は行政の建築規制で、70センチ以上となっています。

地域の特性に合わせることが後悔をしない家づくりのコツ

長野の自然環境と、家を建てるときに気にかけたいポイントについてみてきました。

長野は自然が豊富な地域です。見方を変えると、自然環境の厳しさがある地域ともいえます。雪や寒さに対する対策は地域によって異なります。

丸山工務店は新潟県妙高市にあります。お客さまには妙高高原や飯山市など、雪が多い地域の方と、上越市の海沿いや長野市など、比較的雪が少ない地域の方の両方がいらっしゃいます。車で30分ほどの距離しか離れていないのに、地域による環境の違いにいつも驚かされます。

雪が多い地域の施工方法のメリットが、雪の少ない地域ではデメリットになる場合もありますし、その逆もまた、あります。それだけに、お客さまには「こんなはずじゃなかった」がないように、そして、「あたたかい家で本当に良かった」と思っていただけるように細心の注意を払っています。

はじめて長野で家を建てるなら、適切な「雪」と「寒さ」の対策の必要性を、ぜひ、気にとめておいてください。

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