【FPの家】気になるFP工法9つのメリットと3つのデメリット

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夏涼しく、冬暖かい。いつでも、どこでも、年中快適なのがFPの家。それは、「まるで、魔法瓶のような家」と例えられるほどで、高性能住宅の代名詞の一つになっています。

FPの家のサイトによれば……

私たちの住む日本は南北における気候の違いは大きく、どの地域でも自然のままの快適な温度で過ごせるのは、1年のうち数ヶ月しかありません。

このように夏の暑さや冬の寒さなどに影響されることなく、1年を通じて快適な環境を保てる住まいをめざし、「FPの家」は生まれました。

出典:FP工法と構造について | FPの家

FP工法の代表的な特徴は、断熱性と気密性の高いウレタンパネルです。これにより、高性能な高気密高断熱住宅を実現しています。FP工法について詳しくは、FP工法と構造について(FPの家)も併せてご覧ください。

一方、車にも「性能はいいが値段は高い」ような、メリットとデメリットの相対的なバランスがあるように、高性能住宅にも「メリットもあれば、デメリットもあるのでは?」とお思いではありませんか?

生涯納得できる家を建てるためには、メリットとデメリットの両面を知っておくことも大切。そこで、本記事では、FP工法のメリット・デメリットを、実際に家を建てている立場から、お客さまの生の声も併せて紹介します。

FP工法で家を建てる9つのメリット

FP工法の最大の特徴はFPパネルにあります。FPパネルには、大きく分けると、次の3つの特徴があります。

  1. 優れた断熱性能
  2. 優れた強度と耐久性
  3. 徹底した気密性

これらの特徴から、実生活で得られる9つのメリットについてまとめました。

1、夏涼しく、冬暖かい快適な生活

FPパネルは断熱性能に優れています。夏のうだるような暑い外気や、冬の凍えるような冷たい空気を遮断します。また、気密性が高いため、それらの空気が室内に入ってきません。

逆に、室内で冷やしたり、暖めたりした空気も外に逃がしません。

そのため、わずかなエアコンの使用で、夏涼しく、冬暖かい快適な生活が手に入ります。

2、ランニングコスト(毎月の光熱費)が安い

高断熱、高気密によって、部屋の温度が一定に保たれます。そのため、冷暖房が必要最低限でよくなり、ランニングコスト(毎月の光熱費)が安くなります。

売電実績で検証!雪国新潟・長野の太陽光発電は元が取れる?には、長野県北部にお住まいのお客さまが実際に掛かった1年間の電気料金を掲載しています。参考になさってください。

3、体への負担が少なく、健康的に暮らせる

部屋の温度が一定に保たれるため、ヒートショックがありません。体への負担が少なく、健康的に暮らせます。

ヒートショックとは、「家の中の急激な温度差がもたらす身体への悪影響のこと」です。例えば、寒い冬の季節に、暖かい部屋から寒い浴室に入り、熱いお風呂に入るような急激な温度変化は、血圧が大きく変動するため、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こす恐れがあります。

4、アレルギー症状の改善が期待できる

FP工法で家を建てると、冬の結露が起こりにくくなります。また、防水性の高い板状の構造のため、断熱材にカビが発生しません。そのため、アトピーやぜんそくなどの症状改善が期待できます。

断熱材と結露の関係については家の寿命と健康に影響大―結露対策の重要性と雪国の高気密高断熱住宅も併せてご覧ください。

また、高気密のため、外から花粉の侵入を防ぎます。「家の中にいると花粉症の症状が治まる」というお客さまもいらっしゃいます。

5、部屋が汚れにくい(掃除が楽になる)

高気密によって、屋外からのホコリや細かな砂の侵入を防ぎます。そのため、部屋が汚れにくく掃除が楽です。

例えば、私共のお客さまに、FPの家を年に数回、別荘のように使われている方がいらっしゃいます。一般的には、長時間家を空けると、床が埃っぽくざらざらした感じになったり、布団が湿気っぽくなりますが、お客さまの家ではいつも床がきれいで、布団も乾燥しているのにはびっくりしたとおっしゃっています。

なお、換気は常時行っています。詳しくは、高気密高断熱住宅とは?―後悔しない家づくりの重要なポイントも併せてご覧ください。

6、家の中が静か/生活騒音を気にしなくていい

FPパネルは高気密です。そのため、外部からの音が入ってこなくなり、家の中が静かで快適に生活できます。お客さまの声では、「救急車の音もほとんど聞こえない」そうです。

また、子供の声など、家の中から発する生活騒音が外部に漏れないため、近所に迷惑を掛けません。お客さまの中には、「防音壁ではないが、ピアノの音がほとんど外に漏れないから近所の方に気兼ねなく練習できてうれしい」とおっしゃる方もいます。

7、湿気が少なく快適

気密性が高い住宅は、外の空気を中に入れません。そのため、湿度が高い梅雨や夏の時期に部屋の中がじめじめせず、カラッとしていて快適です。冬の結露も防げます。

また、洗濯物が部屋干しでもよく乾きます。お客さまからは「特に冬の時期は常に部屋干しだから助かる」との声があがっています。

8、災害に強い

一般的な断熱材には強度はありませんが、FPパネルはパネルそのものに強度があります。そのため、地震に強い住宅になります。

業界初!筋交いなしウレタン断熱パネル、壁倍率大臣認定取得によれば……

この壁倍率認定は既存認定等で認められていた耐力面材、筋交いなどのないウレタンが主耐力の設定となり、当社調査によると業界初の大臣認定となります。これにより、FPウレタン断熱パネルが断熱材のみではなく耐震部材であることが国交省より認められたほか、断熱性に優れているという最大の特徴に加え、経年劣化にも耐え壁倍率(強度)と合わせた耐久性、省エネ・耐震・省施工など、現在の建築事情に適切な建材であることが証明されました。

出典;業界初!筋交いなしウレタン断熱パネル、壁倍率大臣認定取得 | FPコーポレーション

また、FPパネルは高気密で熱を通しづらい建築素材です。そのため、火災にも強い住宅になります。「火災に強い家」2つの条件―万が一のときのためにでは、実際に火災にあった家の例を紹介しています。

9、家が長持ちする

FP工法で家を建てると、冬の結露が起こりにくくなります。そのため、旧来の工法のような木材や断熱材の劣化が起こりません。詳しくは、家の寿命と健康に影響大―結露対策の重要性と雪国の高気密高断熱住宅も併せてご覧ください。

また、前出のように災害にも強いです。総合的にみると、家が長持ちします。

FP工法で家を建てる3つのデメリット

ある面ではメリットでも、視点を変えるとデメリットになる点もあります。3つのデメリットについてまとめました。

1、イニシャルコスト(建築費用)が高い

高性能なパネルを使用するFP工法は高性能住宅です。そのため、ローコスト住宅や従来の工法の住宅と比較すると建築費用が高くなります。

一方、近年の地球温暖化を背景に、2020年までに全ての新築住宅を対象に、高密度高断熱の省エネ住宅への適合が義務付けられる予定です(詳しくは、省エネ住宅とは―あなたの家は大丈夫?2020年から必須の新築基準をご覧ください)。言い換えると、今後は「高密度高断熱住宅しか建てられなくなる」ため、建築費用の差はなくなっていくと考えられます。

2、(一般的に)音がこもる

FP工法は高気密のため、外部からの騒音に対して優れた遮音性があり、家の中が静かです。一方、高気密な分、今まで気にならなかった音が気になったり、家の中で音が反響したりする場合があると、一般的にいわれています。

丸山工務店では、これまでの施工経験から、床面のパネルの張り方を工夫することで、音のこもりが改善できることが分かっています。音がこもらない施工をしています。

3、乾燥する

FP工法のメリット「湿気が少なく快適」は、言い換えると「乾燥する」とみることもできます。特に冬季は乾燥しやすい傾向にあります。

湿度を保つ設備を入れたり、加湿器を使ったりすることで対策できます。パナソニックのFE-KXF15-Wなどがおすすめです。

まとめ

FP工法のメリットとデメリットについてまとめました。

高性能住宅は、生活をとても快適にします。一方、見方を変えると、それがデメリットになる場合もあります。

しかしながら、地球環境を守る観点から、2020年にはかつてのローコスト住宅は建築自体ができなくなるため、家づくりの全体的な流れは、高性能住宅に向かうことは間違いありません。

高額な買い物だからこそ、メリットとデメリットをよく知って、「この家を建てて本当に良かった!」と思える家(いい方を変えれば「後悔しない家」)を建てたいものですね。

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